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電動車椅子のカスタマイズ事例のご紹介

電動車椅子「クイッキーS646SE」のカスタマイズを担当させていただきました。

https://ordermade1.jp/works/20171206-2/

 

N様からのコメント

私にとって電動車椅子は移動手段の道具では無く、人生のパートナーだと思っています。
カッコ良く個性を持たせる事で愛着が増し大切に扱えば期待に応えてくれます。

家庭用品からリハビリ機器の部品や電動車椅子の部品まで、ありとあらゆるモノを製作して頂いております。
NPSさんの工場で組み立てた部品を、友達が協力して仕上げてくれました。
働いた給料を全額つぎ込んだ力作になります。

十数年前からNPS日本プレート精工さんにはお世話になっています。
当初は手書きの雑な図面でしたが、今ではパソコンで作成出来るようになりました。
それも素人の私に細かい部分まで教えて下さったNPSさんのおかげです。
現在、図面はメール添付という形で、やりとりしています。
見積もりから製作まで対応がとても迅速丁寧ですので、ストレス無く、安心して依頼ができます。
個人相手に1個からでも製作して頂ける事に感謝です。

 

弊社からのコメント

弊社のステンレスとアルミのオーダーメイドのサイトを立ち上げた初期から今に至るまでずっと10年以上定期的にご注文を頂いております。
普段からメールでの連絡のみになるのですが、今ではお互いの意図が理解し合えているように感じます。
障がい者であるN氏の様々な考え方に共感させていただき、どのように使用されているのか、どんな方なのかを確認するために自宅までお伺いしたこともあります。
N氏からのコメントにもあるように彼らにとって電動車椅子は単純に移動の道具ではなく、出来るだけ自立して生きるための「体の一部」です。
人によって不自由な部分も違いますし体の大きさも異なります。細かなカスタマイズを行なうことは非常に重要となります。
電動車椅子を改造するのが不謹慎であると否定される方が残念ながら先進国の日本にもおられるようですが、使いやすいようにするだけでなく、健常者がおしゃれをするように体の一部である電動車椅子を個性的にすることは表現の自由だと思います。
体が不自由な方でも人生を楽しむ権利は絶対にあるはずです。
2006年のバリアフリー法で建築物はバリアフリーが進みました。
しかし、障がい者を受け入れ、個性を認める「本当の意味でのバリアフリー」はまだまだ進んでいない気がします。
近い将来、日本がそんな素晴らしい国になり誇らしく思える日が来ると良いなと思います。

 

電動車椅子の名前

製品名称:クイッキーS646SE
http://www.accessint.co.jp/products/electric/quickie-s646se.html

 

取り付け部品

・レカロ フルバケットシート カーボンシェル:シート張替え、生地:アルカンターラ
・後輪:12インチアルミホイール:100/65-12 タイヤ
・HIDヘッドライト
・バイク用本革バッグ
・車用シートベルト

 

NPS製作部品

・レカロシート固定用座面
・サイド板
・後部ティルト軸部品
・調整式ティルト棒
・ひじ掛け
・コントローラー固定部品
・サスペンションマウント
・アルミホイール装着用ハブ
・ハブ用インチナット
・収納式バックミラー部品
・シートベルト部品
・バックレスト部品
・衝撃吸収フットレストアーム(ガススプリング仕様)
・フットプレート(稼働時の摩擦軽減車輪付き)
・前輪ステンレスカバー